映画「シャイニング」を期待して見なければそこそこ面白い
- 発売日: 2020/08/05
- メディア: Blu-ray
「ヴィジャビギニング」辺りを見た後だと、この映画がマイク・フラナガンという監督の作品として見れるためか、そこまで駄作という感じはしなかったな。
クソマイナー映画のオマージュをした新しい映画が成功する例は良くあるが、シャイニングは有名過ぎたな。セットやBGMの再現度が良すぎたせいでシャイニングに引っ張られ過ぎてる。
「ヴィジャビギニング」辺りだと、偏見が無い(前作も見てない)せいか、この監督の演出や話の運び方に満足出来たんだが。
そう言えば、最初見たときはなんでわざわざ自分にも危ういホテルの幽霊解放するんだと思ったけど、今回見た限りだと意図的にそうしてる感じではないかなぁ。
流れが分かってるから不自然さが薄いんかね。
何でわざわざホテルで迎え撃つんだ?とか初回思ったのも今回は「ふーん」程度だったな。
ところで若干だが、映画館で見たのと違ってる気がするんだが気のせいかな。
ホテルのバーで酒を出されるシーンとか。ロイドがジャック・トランスの姿で現れるが、映画館で見たときは異様な笑い方してて、無理にジャック・ニコルソンに寄せようとしてる感があったけど、こっちだと普通の笑い方してるな。でもって本当にニコルソンに顔似てない。修正したんだろうか?
あの狂気じみた笑顔が無いからそう感じるんだろうか。
やっぱり「シャイニングビギニング」撮らせた方が良いんじゃないかな。と思ったけどホテル出てくる以上キューブリック版シャイニングの影響は避けられないからどうしようもないか