Le Fantasque

書きかけメモ帳

映画「死霊館のシスター 呪いの秘密」

予告以上のものではない感じ


ハリポタみたいなサブタイトルだな……。「悪魔のせいなら、無罪」に続きこれは狙ってるのか?
言うて「死霊館」の方はそんな見てないんですけどね…。
まぁ、なんというか、「死霊館のシスター」がまったりホラーとするなら、これは普通に怖がらせてくるホラーですね…
ドォン!って音響すごくて本当何回ビクッってなったか分からないくらい。ビビらせに特化した箇所が多すぎて最後の方「もう脅かすのはええから話さっさ進めろよ」という気分になってきましたね。


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あらすじ

枢機卿から復活したヴァラク討伐の命を受けてフランスへ向かうアイリーンと不良シスターのデブラ。
一方、ヴァラクはフランスで次の目標に近づくためにモーリスを学校の用務員として潜入させていた。
アイリーンは直近の犠牲者である神父の従者から渡されたロザリオから、ヴァラクの狙いが「聖ルチアの目」であることを突き止める。
ヴァラクinモーリスも本格的に動き出す。聖カルタ修道院で始まった因縁がここで決着する。




まあ、なんていうか異様なほどあっさり終わったね。そもそも最初から無理ゲーでしょ…感あったけど。ヴァラクが本来の力取り戻してからは勝ち目ないじゃんって雰囲気出しまくってたのに
えっ、それで倒されちゃうんだ…的なね。
ていうか、前回のラストに悪魔に取り付かれたモーリスとかいう男出てたけど、ここで退治されたら矛盾しないか?って思ったんだけど
(前回スタッフロール後のエピソードで霊能力者夫妻の講演で悪魔に取り付かれた男モーリスが紹介されていた。これが劇中のモーリスと同一人物であると考察されている)
まあ名前似ているだけで別人だったんでしょうね。それとも完全に退治しきれていないとか?不自然なほど首筋の逆十字確認してなかったもんね。
続編あったら、霊能力者夫妻とヴァラクの対決が行われるのか?それとも別ルートってことになるのか?
ていうか聖ルチアの子孫だから、火葬にしようとしても燃えないっていうんなら、聖ルチアの子孫の印である「家族」の印持ってた冒頭の神父が火あぶりにされたのはなんなん?奴さんにはその特質が受け継がれてなかった?
まぁ、なんなんすかね。無意味なシーン多くね?みたいな気になるのが微妙なところなのかもしれない。脅かすのが目的でそれ自体はストーリーにそこまでかかわってこないってシーンが多い気がする。
ヴァラク死霊館エンフィールド事件の方に寄っていて本体あんま登場しないんですよね。
前回の「死霊館のシスター」が破格の登場の仕方だったんでしょうかね。
話自体は前作見てない方が面白いんじゃないのって気になりますね。前作とは雰囲気変わってるし、各エピソード事態の解釈もやや変わってくる。こうなると前作はザビギニングやファーストアベンジャーズ的な扱いにして、これを第一作とした方がまぁ雰囲気いいよね。次回作出るのかは知らんが。
その内死霊館登場の怪異同士で戦うシビルウォー的なの作れそうだよね。
ていうか、前作あんま怖くないって意見真に受けたのか、異様に脅かそうとしてくる気がする。それこそ初代死霊館並みだよ。
ただもうなんか、内容は黒幕はヴァラクであるということを訴えかけるような内容ばっかりで、前作知ってると何の意味あるんだっけ?と言いたくなる部分が多い。