Le Fantasque

書きかけメモ帳

映画「獣の棲む家」

これホラーなの?


Netflix
難民申請通ってアフリカからイギリスにやってきた黒人夫婦の話。

何なんだろうね。
難民問題の話?
難民2人に与えられたアパートはかなりボロだが、その夫婦を案内した福祉局の職員なんかは「うちより広い」なんて言ってるし。難民優遇でロンドン市民は喘いでるって言いたいのかな?

何かしら悪魔的なものかとおもったけど、出てくるのがアフリカ系の「何か」の「夜の魔術師」。魔術師?魔術師というより怪異?
それが戦争で死んだ妻の友人やら、彼らの娘の姿を纏って壁の穴からこちらを伺っているという状況。
夫の方はキレて壁紙剥がしたり、内側の壁ぶちこわしてボロボロにしたり。
しかし妻の方は別にそれを止めない。死んだ娘が壁の中にいるとか言い出す。
なんか知ってんのか?と思っていると「夜の魔術師」の仕業だという。が知ってるわりに何か対策はしない。
あと娘はアフリカから海を渡る際にボートから落ちて死んだらしいんだが……。
実はこの娘はこの夫婦の娘でも何でもなく、紛争地域から逃れるバスに乗るために
その場に居た子供を自分の子供と偽って乗せて、自分達は親何でついてくぜみたいな感じでついでに乗り込んだものらしい。
へー。でまあ、そのあとトラックに乗り込む所では普通に娘として扱ってたようだが、ボートに乗ったさいに落ちてしまう。
確か夫の方は助けに言ったようだったような……。
じゃあ結局自分の娘じゃなかったんで、別に悲しむことも無いんちゃうん?みたいに思ってたが、結局は故郷の死んだ仲間の姿を取った夜の魔術師に唆されて夫を刺そうと考える。
まあ、結局夫の方が自分で自傷して、夜の魔術師に乗っ取られそうになるんだが。

結局夫婦は助かり、壁の穴は難民受け入れ委員会の監査前に壁の穴を漆喰で埋めて事なきを得る。
今まで夜毎に夫に襲いかかって来てた怪異達も仮面を外して、そこに一緒に住んでる(当然幽霊)みたいな。二人はそれを受け入れてエンド

何言ってるのか訳分からんと思うが俺も訳分からん

映画「ドクタースリープ」

映画「シャイニング」を期待して見なければそこそこ面白い

ドクター・スリープ [Blu-ray]

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  • 発売日: 2020/08/05
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Netflix
「ヴィジャビギニング」辺りを見た後だと、この映画がマイク・フラナガンという監督の作品として見れるためか、そこまで駄作という感じはしなかったな。
クソマイナー映画のオマージュをした新しい映画が成功する例は良くあるが、シャイニングは有名過ぎたな。セットやBGMの再現度が良すぎたせいでシャイニングに引っ張られ過ぎてる。
「ヴィジャビギニング」辺りだと、偏見が無い(前作も見てない)せいか、この監督の演出や話の運び方に満足出来たんだが。

そう言えば、最初見たときはなんでわざわざ自分にも危ういホテルの幽霊解放するんだと思ったけど、今回見た限りだと意図的にそうしてる感じではないかなぁ。
流れが分かってるから不自然さが薄いんかね。
何でわざわざホテルで迎え撃つんだ?とか初回思ったのも今回は「ふーん」程度だったな。

ところで若干だが、映画館で見たのと違ってる気がするんだが気のせいかな。
ホテルのバーで酒を出されるシーンとか。ロイドがジャック・トランスの姿で現れるが、映画館で見たときは異様な笑い方してて、無理にジャック・ニコルソンに寄せようとしてる感があったけど、こっちだと普通の笑い方してるな。でもって本当にニコルソンに顔似てない。修正したんだろうか?
あの狂気じみた笑顔が無いからそう感じるんだろうか。


やっぱり「シャイニングビギニング」撮らせた方が良いんじゃないかな。と思ったけどホテル出てくる以上キューブリック版シャイニングの影響は避けられないからどうしようもないか

映画「ドラゴンボール超 ブロリー」

カカロォッ!! ブー・ロー・リー・!!

ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハッ,ハッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハッ,ハッ!
カメハメハブラスター! サイヤンブラスター!
ゴッ!ブロリゴッゴッ!ゴッ!ブロリゴッゴッ!
ゴッ!ブロリーゴッゴッ!ゴッ!ブロリーゴッゴッ!
カッカッロッ!(オーレーオー)カッカッロッ!!(オーレーオー)カッカッロッ!!(オーレーオー)
オーレーオー♪オーレーオー♪オーレーオー♪イエーオーレー♪
オーレーオー♪オーレーオー♪オーレーオー♪イエーオーレー♪
ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハッ,ハッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハッ,ハッ!
サイヤンパァーワァー!
オーレーオー♪(ゴーブロリゴッゴッ)オーレーオー♪(ゴーブロリゴッゴッ)オーレーオー♪(ゴーブロリゴッゴッ)イエーオーレー♪(カッカッロッ!!)
オーレーオー♪(カッカッロッ!!)オーレーオー♪(カッカッロッ!!)オーレーオー♪(カッカッロッ!!)イエーオーレー♪(カッカッロッ!!)
カッカッロッ!!

ドラゴンボール超 ブロリー [DVD]

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  • 発売日: 2019/06/05
  • メディア: DVD
ブロリー好きでもなくても楽しめる。

「復活のF」が騒がれてた割にあんま大したこと無かったんで期待してなかったんだけど、意外に凄い作品でしたね。
戦闘シーンが本当にスゴくてね。
今時の表現取り入れたらこうなるんだな~と感心した。最近の作品は絵を小綺麗にして動きを省力化するラオウの奴とかあるから必ずしもそうでもないか?……いや、昔の方が変な棒立ち多かったような……。でもゴールデンカムイ辺りも割と棒立ち多いような…
いや、多分これのは今の基準でも作画も動きもかなり頑張ってるし観てて損はない。
ストーリーはバーダックとか辺りの話からフリーザによる惑星べジータ破壊も含めてブロリーべジータ王との因縁が描かれる。
戦闘力で自分の息子べジータよりも戦闘力が勝っていた、下級戦士パラガスの息子ブロリー。許されざる存在と言うことで、人類の住めない星への事実上の追放となってしまった。
そしてブロリーを追って星へやってきたパラガスだが、そこは水もまともに飲めない怪物だらけの星だった。
そして41年後、復活したフリーザは軍再編のために人員を探し求めていた。パラガスの星へやってきた捜索員達は、死の星で生き延びていたパラガスとブロリーに出会う。野生児から成長したような姿のブロリー
惑星べジータを滅ぼした事を知らない二人は、べジータへの復讐のためにフリーザ軍へ入り、フリーザの思惑通り地球でべジータ悟空と戦うことになる。
最初はべジータに押されていたブロリーだったが、戦ううちに成長し、スーパーサイヤ人と化したべジータと普通の状態でも渡り合えるようになる。が、スーパーサイヤ人レッドのべジータと戦ううちにブロリーは暴走状態になりそれを見たパラガスは焦り始める……

ブロリーの設定はまあ、旧よりも納得行く方になってるかな。
旧は本当に単なる親父のパラガスの言うこと聞かない不良みたいな奴だったからな。それを無理矢理制御装置で抑えてたって言う。ムキムキ状態が本来の姿で痩せてるときのは、別人格ですらないというね。
今回のは痩せてるときのが本来の姿ってことでまあ、キャラが厚くなったね。
今回のはムキムキ状態でも口から光線吐いたり化け物度は上がってますんで安心して欲しい。
あと、悟空との戦闘シーンにかかる謎歌詞BGM(冒頭のやつ)がまたスゴくアホっぽい(選手入場かなんか?)けど、テンションは上がるんだよね。

映画「ドラゴンボールZ 燃え尽きろ!熱戦・烈戦・超激戦」

普通にクソすぎんか?

なんつーか、テンポ悪いな。理由としては変なギャグ合間に挟みすぎなところと、舐めプでやられまくってるシーンが多すぎる所ッスね。
で、最後べジータからのパワー貰って一発撃破ってなんなん?それまでほかの三人から散々パワー貰ってても勝てなかったのに、べジータがパワー送るようになると急にいい勝負し出すってさ。べジータの気どんだけ上等なん。あとツンデレシーン長すぎやでお前。いつまで「惑星べジータの王子が下級戦闘員に手を貸すなんて……」ってやってんのお前。長すぎ。
戦闘シーンも、セル最終形態といい勝負してたような悟飯まであんなやる気のないやられ方するもんかよ。って言いたくなるぐらい「反撃に転じる前のお約束でやられてる」感が凄くてね。全然本気だしてないだろこいつら……って。どう考えても余力残しまくってやられてんのが納得行かんわ。

なんでこんなショボい映画に出てきたブロリーがそんなに人気だったんだろ?
ブロリー強いって言うより、皆が全力出し切れないから勝てないって感じしたけど。

そもそも「伝説の超サイヤ人」ってなんなん?お前等も超サイヤ人なってるけどそれとは別なんか?明らかに通常スーパーサイヤ人とは別の文脈で語られてるけど、「伝説の超サイヤ人」とはなんなのか?という点については作中特に触れられては居なかった気がする。

て言うか、最後悟空にパンチ食らって穴空けられて、そこから緑の気が溢れ出してたけどあれはなんなの?風船みたいにパンクした表現?

話としては、大体前半でパラガスの自分語りによって大体目的やらが説明されるので話はそこで終わり。以降ずっとやる気のない戦闘シーンが続く。
いつ面白くなるのかいつ面白くなるのかと観ていったら、やっと最後の最後でブロリーが友情パワーにビビっていよいよまともな勝負が出来るようになるかと思ったら
カウンターでパンチ決めて終わり。
それまで頭悪いぐらいブロリーのエネルギー弾食らいまくってたのに、なんで最後のパンチだけ賢く避けるんですかね?

正直、これの一個前に観た「ドラゴンボール超 ブロリー」の方がましだった。まあ、最近の作品と比べたら流石に負けるのは当たり前だけど、それにしても超サイヤ人3人対ブロリーの初回対戦がショボ過ぎてなぁ……。
ぶっちゃけ、悟空との因縁も戦闘シーンもクウラの奴に負けてる気がするんだが。

映画「ウィッカーマン」

まあ、そうなるな

ウィッカーマン (字幕版)

ウィッカーマン (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video

ニコラスケイジ主演の方。
見ててあまりにも非協力的な女見てて「こいつも陰謀に荷担してなきゃおかしいだろ……」と言いたくなるぐらいイライラしてたが、まあ。納得行くオチで良かった。

冒頭の交通事故はなんだったの?

映画「ウィジャビギニング」

名前ほどトンチキな内容ではない

前作の「呪い襲い殺す」(原題:OUIJA)もそうだが、ちょっと邦題のセンスアレ過ぎん?
ビギニング言うからもうちょいバトルマシマシな内容かと思ってたわ。て言うか、ホラー映画の前日譚に「ビギニング」ってどうなん?「エクソシストビギニング」も大概クソな内容だったのに、よく「ビギニング」を付ける気になったものだ。インシディアス君は「序章」って使ってるのにね。

なんというか、キレ味が鋭いと言う感じはしないのに面白い。
やはりストーリーがいいんでしょうかね。メリハリ利いてるというか。

監督は「ドクタースリープ」のマイクフラナガンだけど面白いね。この人前日譚作らせた方が面白いもの作れるんじゃなかろうか。「シャイニングビギニング」とか。

見てて楽しい映画ではあったけど、あんまり見直す気にはならない

映画「ウイッチ」

アメリカ版「コクソン」


ウィッチ(字幕版)

ウィッチ(字幕版)

  • 発売日: 2017/12/15
  • メディア: Prime Video

魔女ってなんだっけ?
ホラー映画の「魔女」を目にする度に疑問に思うのだが、魔女っていわゆる「魔女狩り」による虐殺被害者であって恐怖の対象ではないよね?ユダヤ人と同じだよ。
その割に平気で恐怖の対象として扱ってるのに違和感があるなぁ。日本人だからこう感じるのであって欧米人はナチュラルに「魔女は殺す対象」と見ているのかもしれないな。
もちろん童話の魔女は除く。当たり前だが。童話的な魔女なんぞ出してきたらホラーにはならない。
日本では一般的に魔女といった場合思い浮かぶのは童話的な魔女だが、米国にはそれとは別に恐怖の対象としての魔女が存在する。らしい。
まあ日本でも恐れられる人のあだ名として魔女が存在するが。
ブレアウイッチとか見てて不思議なんだが、森に魔女がいるとか言うやつな。
アメリカやでそこ。イギリスでもドイツでもない。植民地にした際に魔女も一緒に付いてきたのだろうか?謎である。まあ、これは百歩譲って登場人物たちがガキだったと考えれば良いが今回はかなり謎。
なんせこの作品の登場人物は移民でアメリカに来たばっかり。その上、開拓村を追い出されて更にへんぴなところに追いやられている。で、ここでいう魔女はこの人が住んでるところから更に離れた森の中にいるらしい。
なんか謎じゃない?
主人公一家が暮らすのにも苦労してるのに、更に危険な森の中に彼らが来る前から魔女がいる?
なんだそりゃ?
魔女ってどっからくんの?
キリスト教徒のいないところに住んでると魔女なの?
キリスト教圏にしかいないのでは?
いや、キリスト教以外の連中の中に潜んでるのか?
その割にキリスト教にしか存在しない「悪魔」とやらと契約して魔女になる?謎いね。キリスト教以外の宗教は邪教=悪魔崇拝者という構図なのだろうか?
だからどんな形であれキリスト教以外の宗教を信仰してたら魔女認定される?

まあ、人的なのは良いんだが、未開の地の森の中に魔女がいるってなんなんだろうね。なんなん?
なんか魔女っていうか魑魅魍魎の類なんじゃないの?日本で言う魑魅魍魎をアメリカじゃ魔女って言うんだろうか?
うーん。森の中にいる妖怪?天狗?アメリカの魔女って天狗みたいなモンなんだろうか?アメリカ魔女は基本害しか及ぼさないらしいが。

ここんところがどうにも気になって気になって仕方がなかった。