Le Fantasque

書きかけメモ帳

映画「イット・フォローズ」

エイズの暗喩

インシディアス」とか見たあとに見ると登場人物の頭の悪さにイライラする。いやホント。
インシディアス」は一応呪いの家系のホラーっぽいんだけど、一応旦那が奥さんの警告聞いてちゃんと引っ越すもんな……。結局無駄になるわけだけど。
が、それはいいとして、ホラー映画はある一定年代以上前になると「なんでこんな間抜けな行動取るの?」って言いたくなるようなアホな行動取ってる物が多い。最近はあんま見なくなったけど。

とにかく登場人物の間抜けさにイライラする。幽霊狩人カーナッキ並みに間抜けでビビリ。
結局前の彼氏が一番頭良かったんじゃないかな。わざわざ他の街から偽名使ってまで廃屋に住んで偽の住所でっち上げて足がつかないようにしてたんだから。
そこまでやってた割に移した先がおマヌケ女でホント可哀想。これ絶対主人公死ぬでしょ遠からず。

ま、最近登場人物の行動が視聴者側からするとまともに見えるホラー映画ばっかりだと、話がスムーズすぎて恐怖以外の感情動かないからまあたまにはこういうクソホラー見るのもいいかもしれないね

映画「インシディアス」

ダース・モールみたいな悪魔が出てくるホラー映画

よくある典型的なホラーにも思えますが、デッド・サイレンスよりはマシかなぁ……

終わり方はまあまぁよかったかと思います。


やや意外だったのは、旦那が奥さんの訴えを聞いて前半の段階で引っ越したところですかね。
呪いの家系のホラーでは、家族がいくら体の不調や怪奇現象、不可解な事故の起こる原因が家にあると訴えたところで家主が首を縦に振らずに、結局取り返しの付かないところまで怪奇現象がエスカレートするっていうパターンが多いからね。やや意外でしたね。
昔のホラーだとそういうのが多かったような…いや、ラヴクラフトの小説だとそういうの多いけど、映画だとどうなんだろう。
「アホか。はよ引っ越せ」って見るたびに思ってた記憶ってのはあんまりないからもしかしたら、映画だと「ある程度たった段階で引っ越す」ってパターンが普通なのかもしれんね。
昔は「怪奇現象が収まった段階で引っ越す(根本的な解決はしていない)」ってパターンだった気もするけど。よく考えるとこのタイプのやつはあんま見てない気がする。それこそジェームズ・ワン作品ぐらいしか。
死霊館でも途中引っ越ししたんじゃなかったっけ?でも結局家の呪いが着いてきてしまったみたいなパターンだったような。

映画「インターステラー」

びっくりするほどSF感

よくここまでSF感満載のSFで(SF小説らしいSFというべきか)こんな面白いもの作れたな…と感じる
ディックやイーガンみたいな世紀末的やら技術的な未来像を並べ立てただけのSF小説というよりも、クリフォード・D・シマックやロバート・シェクリィ的なものを感じさせる懐かしい感じのSF。

無限がいっぱい (異色作家短篇集)

無限がいっぱい (異色作家短篇集)

戦争ではなく、食糧危機により人類は緩やかに滅亡への道を歩もうとしていた。そんなとき元空軍パイロットのクーパーは娘の部屋に現れた重力波の偏りから、過去に解体されたはずのNASAの場所を見つけ、そこから人類を他の移住可能な惑星へ移民させる計画があることを知る。
そして、その移住可能な惑星を見つけるための「ラザロ計画」へ参加することになる。
父親との別れを惜しむ娘を振り切って、戻る見込みのなさそうな宇宙航海へ出るクーパーとクルー科学者たち。土星ワームホールを通って他の星系へ(ちなみに土星に行くまでは冷凍睡眠?かなんかで眠った状態)。
そこから3つの候補地(先行した科学者たちがそれぞれ降り立って、のぞみのあるところからは信号が発信されている)のうちの一つへ。
だがそこはソラリスよろしく海だらけの惑星で、先に来たはずのミラー博士の宇宙船は残骸が残るのみだった。惑星がブラックホールの近くだったせいか、相対性理論重力場の影響で23年ほどを無駄にしてしまったクーパー。
その後、マン博士かエドマンズ博士のどちらの星に行くかでもめて、マン博士の星へ行くがそこも人間の住める星ではなかった。一人で死ぬことに耐えられなかったマン博士の嘘の情報にのせられ、輸送機を奪われた一行。一人での地球帰還をもくろんでいたマン博士により大気圏外に待機させていた宇宙船も大破する。
地球に帰ることはできなくなったのでガルガンティアブラックホール)の重力を利用して、エドマンズ博士の星へ行く計画が立てられるが…


この冒頭の、食糧危機によって特に食料の奪い合いの戦争みたいなことにならずに、なんか平和ですね。そんな平和に真面目に食料自給率あげようなんて各国考えたりしないと思うんですけどね・・・・・・
主人公も、農場経営者ってあたりが牧歌的でなんかついついクリフォード・D・シマックの小説を思い出してしまう。いや落ちてきにもね。

映画「我らが背きしもの」

いやー、面白いんだけどさ……



いやーしかしどっかで見たような……
というか香港ノワールかなにか?みたいな印象。

とある元ロシアマフィアのボスが、かつての部下?から資金提供を迫られていて、おまけにそれが済んだら家族共々殺されることがほぼ確定している。なんとか、イギリスのMI6の力借りてイギリスへ亡命するが、自身がその部下の監視に晒されていて、そんな事はできそうにもない。そんなとき、旅行先で出会ったイギリス人にメッセージを託してMI6との取引をしようとする話ですね。
MI6の現場側は、イギリス側のマフィアの協力者で大物政治家でかつての上司も失脚させられるからと勢い込んでいるが上司はロシアとの関係やらを考慮して十分な証拠がないと動けないと判断する。そのため現場は独断専行して、情報の受け渡しと家族をイギリスへ亡命させるために動く。が、結局元ボスはヘリに乗ったところで墜落させられて死亡。
家族は無事だったが、貴重な情報源を無くし、MI6は敗北。
…と思われたが、彼が友人に預けた銃の中から賄賂の送り先の口座番号が見つかる。

結局独断専行していたのとか、結局情報得るのに失敗した件については何もお咎めなしだったのだろうか…
マフィア連中は元ボス殺すだけで何故かその後その家族に関しては特に何もしないのは何でなんだろうか……

結局のところヤクザと警察の化かし合いみたいな(スパイ戦に比べると)スケールの小さな話。ジョンルカレの割に。
イギリスよりフランスが作りそうな映画。
原作に比べると、話はかなり分かりやすいので、そこだけが評価できる点ではあるけど。
なんて言うか、ルカレにしては普通……というか、スパイ小説ではない気がする。
裏切りのサーカスよりナイトマネージャーの方より

映画「パシフィック・リム」

なんか良くバラエティで使われてる音楽がメインテーマ

プライムvideoに着てたんで今更見ました
見所だらけで凄い映画だったな……よくこんなのに予算出たな……というほど日本向けぽい感じだった。

こうしてみると、ピータートライアスが「メカサムライエンパイア」で急にロボに焦点当てて二人乗りロボとか書き出したのはこれが原因なのかなって思ったり。

「怖い警察」

ホモビからホモ抜いたような感じ

怖い警察 [DVD]

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これであってんのかな。劇場公開なしのビデオソフトのみのタイプかもしれない。いや、このクオリティで映画って言い張るの無理ない?
オムニバス短編で4編ほど

ストーカー警官

初めっからこのタイトル。これは淫夢意識してますね。間違いない。
ストーキング対象の女も不細工だし。
朝ドラ「まんぷく」の主人公とタメはれるぐらい不細工。なのに、なぜかストーカー警官からストーキングされる。
始まり方も淫夢と同じ様に、自転車走行中をストーカー警官に呼び止められ防犯登録の確認をされる。さらにそれにかこつけて個人情報を引き出そうとする。

なんだかんだあって寝てるところに侵入されて目が覚めたところで終わり。
が、なぜかアパートの管理人がその様子を玄関から見てるあたり、やっぱり淫夢意識してますね。

後三編ほどありますがまあ後ほど

映画「ブレア・ウィッチ」

なんか期待してたわりには……だな

なぜか字幕版しかない
自分の見たprimeビデオも字幕版。
うーん。まあ内容見たらたしかに吹き替えまでやる作品ではなさそうな感じ。

前作でブレアの森にいって帰ってこなかった姉の写ったとおぼしきビデオがようつべに投稿されていたことから、同じくブレアの森で探索を行おうとする弟。
仲間を引き連れて、装備は今風にドローン、耳かけ式カメラ。カメラが捜索メンバーの一人一人についているのでこれで視点をコロコロ変えられる。

展開としては前回と同じ。
なんか仲間内でこいつは誰々みたいな日常風景撮してしょうもないシーンの無駄遣いをする。その後森に入って案の定遭難。
ドローンは飛ばしてみるものの森の切れ目が見えない。そして案の定操作不能に陥って落ちる。
テクノロジー系が進化すればするほどそこを突いて、にっちもさっちも行かないようにさせるのが楽になりますね。
一人二人ほどが何者かに襲われたのか行方不明に。
残った三人がテントで寝て目覚めると朝七時のはずなのに真っ暗。テントの外に出ると「文」の字にされた枝がそこら中に張り巡らされていた。
その中の一つに自分の髪の毛が使われていることを見つける何日も森の中を遭遇したと主張する女。別のけが人の女がそれを見てお前がやったんだなと詰め寄り、「文」を折るがそれと同時に髪の毛使われた女の胴体もぼっきりと折れてしまう。そして何かがやってきたのかテントが吹っ飛び登場人物たちは叫び声を上げながら天でバラバラな方向に逃げ、はぐれてしまう。
そのうち二人はなんとか例の家にたどり着く。
そしてあとの一人は怪我した足からなんかの奇っ怪な虫のようなものを引っ張り出し、木の枝に引っかかったドローンを取ろうとしてるところで、木の上から伸びてきた手に捕まりジエンド。

例の家には先に男のほうが入り、例の後ろ向きになった別の登場人物を見つけたり姉らしき人を見るが部屋に入って目をそらしたりしたすきに消えてしまう。もうここらへんのシーン、完全にバイオハザード7ですな。
女は森の木の影から全裸の怪人が見ているのに気づいて慌てて家の中に入り、行方不明になっていた別な男Bと出くわす。「彼女の言うとおりにするんだ」とかよくわからんことをつぶやいて女を物置の竪穴らしきところに落とす男B。やっぱり案の定、底の方に横穴が空いていてそこをくぐって脱出しようとする女だが、結局逃げた先はやっぱり家の中。男Bがそこでも襲ってきて女のナイフで刺されて死ぬ。

でもって男Aと再開するが、何かが扉を破って入ってこようとする。男の言うとおり壁の方を向いて「彼女」を見ないようにするが、男Aは姉の声に騙されて後ろを振り向いてしまう。
女は持ってたビデオカメラで後ろを撮影しながら脱出を試みる。直接見なけりゃええんやろってな。でもこんども死んだはずの男Aの声に騙されて後ろを振り向いてしまい殺されてしまいEND

結局なんか。なんていうか、怪異の説明なんもなし?みたいな気分。
なんか続編出たとき期待してたのそれなんだけど、変な怪物が出てきたのはわかったけど結局あの家なに?みたいな説明は何もないっすね。バイオハザード7のプレイ動画見てたほうがマシなんちゃうかこれ。
カメラ何個も使って視点移動させてるおかげでびっくりドッキリ度は上がってたし、確かにびっくりドッキリはしたけどな。やっぱこういう形式のって、今の視点で見るとダルいわ。ブレアウィッチプロジェクトでも思ったけど、なんでこんなん受けたんやろ?感がすごい。
うんまあ、ブレアウィッチプロジェクトの「当時は受けた」要素そのまんまで説明なんもなし。当時は謎すぎて受けたか考察の幅でも広がって受けたのか。エヴァみたいなもんですかね。
結局、今見ると「は?」としか言いようがないし、わざわざこんなもんにいちいち映像止めて何が映ってるか確認したりとかそんなんやってる暇もないんで。
当時の空気でしか受けなかったものをやってもしょうがない感じだなぁ。
あと登場人物が捜索のためいろいろ準備してたけど、あの連中ホラー映画のお約束の電話やらその他のテクノロジーがホラーゾーンに入ると使えなくなるって知らないんですかね・・・・。ぶっちゃけんなことするより、森の外に米軍でも待機させて、一時間に一度無線で無事を確認するようにして、もし連絡なかったら問答無用で森を焼き払うぐらいしないとだめなんじゃないっすかね。まあ、謎の力で米兵に嘘返答する可能性大だけど。
そもそも浦島太郎みたいに何日も森さまよってても実は外の世界では一日経ってないみたいなことになってるみたいだし。時空ゆがみまくってますねこれ。最初のあの映像も結局登場人物の女が終盤で撮ってたやつみたいだし。

色々あるが一番ダメなのが、「文」が出てくるまでが長くて、それまでだらだらと仲間内の人間関係やらグダグダと罵り合いやってんのがだるくてね。なかなか姿見せない怪異ってのがなんか確かに「幽霊海賊」ぽくはあるけど。そこは別に好きじゃないんで

ま、謎の正体なんかはじめから別に考えられてる筈もないし、期待するだけ無駄だったな……。脚本作ってる人そこまで考えてないと思うよ。
あるいはまあ、かなりしょぼい正体なんで意図的に隠す手法とったか。しかしこれは「異次元を覗く家」並みに正体表しにくそうな怪異ではあるけど。
正体隠して話進める手法は前作と何らかわってないんで前作好きからは評価されそうだなぁ。僕は別に前作好きじゃないからどうでもいいです。