映画「ファンタスティック4：ファーストステップ」

監督はシン・ウルトラマンでも見たのだろうか？

クリス・エヴァンス

まあ、結局なんでしょうね。
どうせ観客は「アベンジャーズ/ドゥームズ・デイ」見に行くだろうしそっちがメインディッシュ。こっちはただのオマケの前日譚。そういう立ち位置の作品。見ても見なくても良い。ていうか、「キャプテンアメリカザファーストアベンジャーズ」並みに見る必要がない。本編見てちょっと気になったら見ても良い外伝的作品。
でなんか、そういうオマケの割に予算は付くらしく、アメコミやアニメの「宇宙忍者ゴームズ」好きの監督がなんか好き勝手やった感の或る作品。
話はまあ、予告通りの予定調和に落ち着く話で、途中の展開まで、予告から予想されるような。なんというか牧歌的な内容と言いますかね…。
DCみたく見てて辛くなるようなヒーロー批判もない。
どうしてもみたいならアマプラ来てからでも良いんじゃないかなぁ。
まあどうせ「ドゥームズデイ」やるときにテレビで放送とかするんじゃないっすかね。

特徴はなんかこうとにかく、レトロフューチャーと言うか、大昔に予想された「未来」をリスペクトしていて、作中の格好から、小物までとにかくレトロ。
当然スマホも登場しない。
カメラはデジカメではなくでかいレンズのついたカメラ。
コンピューターも古くさい。セル画に描いたようなボヤけのある描画。
当然ほかのモニタなんかもブラウン管チック。
極めつけは、最初のマーベルスタジオのマークまで「ゴームズ」風。
ていうか、四人の活躍を描いたアニメとして「宇宙忍者ゴームズ」が出てくる。セリフは向こう準拠なんで、日本式の吹き替えにはなってないのは残念だが。
でええんやけど、これアベンジャーズと同じ世界なの？
あっちは普通に現代作品だったけど、こっちは明らかに現代と科学進歩系統が異なる世界なんすけど。どうするんでしょうね。
また平行世界的な解決策するんでしょうかね。
ちなみに悪魔博士こと、Dr.ドゥームは、それらしきマント被った奴が後ろ姿だけ出てきます。
顔は見えない。しかも、出てくるのは一回目のエンドロール出た後のちょっとしたスキマ。
まあ、大方の予想通りですね。でもって、「アベンジャーズ/ドゥームズディ」で彼らは戻ってくる？的な字幕出て終わり。