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Le Fantasque

書きかけメモ帳

「レッド・ドラゴン」

なんか意味あったのこの話?
とにかく見終わって浮かんだのはそんな疑問。

だって結局グレアムはダラハイドに襲われたのに無事だし、最後はクラリススターリングが面会に来るといったエピソードを挟んで終わるんだぜ?なんで捜査官生きてるのに次の人員入れる必要あんの?というギモンが浮かんでしまう。グレアムが無事ならグレアムに続投させればいいだろうに、なぜクラリスに交代する必要が?
これでグレアムが死ぬなりなんなりしてれば、クラリスに交代する理由もわかるし、ハンニバルの凶悪性を示す一エピソードが追加されるという点で非常に意味がある。なんせ「自分を逮捕した男に対する復讐を檻の中から成し遂げた恐ろしい男」という事になるのだから。しかし、結局グレアムは襲われはしたが無事。一ヶ月後、そこには元気にボートを乗り回すグレアムの姿が!である。なんとも閉まらない終わり方だ。復讐は失敗してる。
正直な所この映画の価値と言ったら結局のところ、ハンニバルがどうやって捕まったのかという部分だけじゃないだろうか。
後は結構どうでもいい事件のエピソードを挟んで羊たちの沈黙へ続きますよという。それだけの映画。
そもそも原作はB級サイコホラー臭い話なのに、この映画はそういうセンセーショナルと言うか、キャッチーな部分を軒並み外して羊たちの沈黙同様地道な捜査で犯人見つける系の地味な話にしてしまっているのでひたすらつまらない。
後もう、最後ダラハイドによるグレアム一家襲撃がもうね…。なんというか、自分の死を偽造してまでグレアムを襲撃するような何かがあったのかと言われると微妙なところでしょう。タトラーに嘘書かれたってのは理由にはなるかもしれんが、盲目女との恋愛云々はどうでも良いのか?じゃあそれまで見せてた人間的な葛藤は何だったわけ?結局ただの演技だったってことよね?
「刑事グラハム」のような完全に怪物じみた人間として描かれていればああいうビックリドッキリ復讐するのにも納得がいくが…