Le Fantasque

書きかけメモ帳

ドラマ「RIG45 絶海に潜む闇」シーズン2

シーズン1で終わってた方が良かったんじゃないのかなぁ



シーズン2とある通り、前作があったのだがそっちはまぁ、犯人の分かりやすさ等や複線もうまく回収できてた感じだったけど、
こっちはなんなん?いや、確かにあいつが出てきたのには驚いたけどさ。1話で死体見つかったって時点で「ん?もしかしてこれは…」とは思っていたけど、いろいろと作中の展開的にそれはないかなって点が多かった。
それにしても、船の乗員全員あそこに閉じ込めてたのは誰がやったんですかね?あんなことできそうなの船長ぐらいじゃないの?と思ってたけどはっきりしない。
あともう、犯人に使えそうな人がここでほぼ出てしまったのでこれ以上は続かないんじゃないかなぁとか思う。
全体的にストーリーが雑っていうか面白くないのが致命的だった。

ストーリー

前回の犯行の現場である北海油田のRIG45が解体されることになったため、前回の犯人を連れて残った謎を解こうとする警察たち。
犯人を連れてゆく刑事二人と、解体前の検査のためのベントス社のメンバーたちがRIG45に集まることになった。
犯人の言葉に従ってベントス社の不正の証拠を見つけた刑事たちだったが、よりにもよってその証拠の入ったハードディスクをベントスの社員に確認させていたため冒頭数分の動画が削除されてしまう。
そして乗ってきた船との連絡が取れなくなり、またもや登場人物たちはRIG45に閉じ込められることになってしまった。

その後、案の定殺人が起こり、前回犯人が部屋から逃亡していたことが発覚する。今回も前回犯人の動機となった人物たちがいたことから前回犯人の仕業ということになってしまうが。

というのが大まかな話で、この後前回犯人は割とあっさり見つかってしまうんだが、そのあとあっさり殺されてしまう。
明らかに何か隠してる臭いベントス社の幹部とその護衛とスタッフたち。刑事二人は前回犯人は拘束しておくから安全と言っていたにもかかわらず逃亡されたりで無能さらしてしまっていたためか、ベントス社員と刑事たちの間に非協力的な雰囲気が出来上がる。
そんで、刑事たちはベントス側に犯人がいる、ベントス側は刑事が暴走しているとか考えてギスギスなやり取りがしばらく続く。さらにベントス側にここにいる以外に誰かがいると発言する奴がいて事態は好転しないまま時間が過ぎてゆく。
そんな中刑事の一人が行方不明になって殺されていたり、殺しの実行犯らしき奴が見つかったりするんだがそんな中RIGの圧力が上がってこのままだと爆発してしまうことが判明。
すったもんだあった挙句結局船長がRIGから船に泳いで渡ってボートを出してRIGから脱出するが、実行犯と目された奴は幹部の策略によりRIGに残されてしまいRIGは爆発する。

なんとか生き残った4人だが、ここから生き残った連中で殺し合いを始めてしまい、最後に残った女幹部がブリッジに行くとそこにいたのは…
という感じ。

ええーと結局船に戻ってからの部分だけでよかったんじゃないのかなぁ。RIGでグダグダやってたのがホント無駄な気がする。船に戻ってからはどんどん殺されて行ってようやく犯人らしき奴も死んだと思ったらみたいな怒涛の展開だからね。前回犯人が見つかってから船に戻るまでがホント無駄っていうか…
結局今回のキーパーソンは前回のあいつみたいに特殊部隊に狙撃されることもなく逃げ切ったんですが、これから何やるんでしょうね?っていうかなんか終わった感もないし、なんなんあの終わり?みたいなしょぼさが残る終わり方だったな。あのタグになんか秘密でもあんのか?
映像はシーズン1はうまく作れてたんだけど2は急ごしらえで作った感じがして微妙っすよね。
っていうか、処刑にかかわった奴ら人数多すぎんか?前回犯人の動機になった殺しは2人で済ませてたのに。