Le Fantasque

書きかけメモ帳

映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」

ものすごいパチモン臭いタイトル


SAWが流行った頃、日本では似たようなタイトル、似たようなロゴ、似たようなパッケージデザインのパチモン臭い映画のDVDがレンタル店にさんざん並んでましたね。

9INE ナイン [DVD]

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パズラー [DVD]

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5IVE[ファイブ] [DVD]

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SAW.ZERO [DVD]

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JIGSAW ジグソー [DVD]

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JIGSAW デッド・ゾーン [DVD]

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JIGSAW デビルズ・ゲーム(1WeekDVD)

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ジグソウってのがまた作中の犯人の名前なんで使いやすかったからなのか、このタイトルで散々作られてたみたいですね。
というかおそらく原題は全然関係ないものなのに、ソウ人気にあやかろうとソウっぽいタイトルつけたってのが本当臭い気もしますが。そして大半がアルバトロス。
こんな散々パチもんで使われたタイトルをよくそのまんま使おうという気になったな……。

タイトル見ただけで、「あ、パチもんだ」と8割は思いますよ。

おまけにこのポスター。
ソウ・レガシーだけでも良かったんちゃう?いや無理か。もうソウ+No以外だと偽物ってなんか刷り込まれてるんで

で、内容はまともですね。なんというか、ソウ1,2,3を組み合わせたような内容。と言ってもソウ自体3までしか見てないんでなんとも言えないけど。いやー、なんというか。回を経るごとにどんどんグロさが増して行って4は冒頭の解体シーンでもういいやって感じになってそこでSAW見るの辞めましたね。

冒頭で思いっきりジグソウの犯人名言ってたり、途中で死んだはずのジグソウが出てくるあたり、もう視聴者層は完全にソウ視聴済みな想定らしい。そもそもジグソウ死んでから10年とか言ってるしね。
ソウ見てればわかるようにもう確かにどいつもこいつも怪しい。

逃亡中の犯人が残したメッセージによりゲームスタート。そして、その直後にカウントが0になり、首輪に繋がれバケツのようなものをかぶった5人が目を覚ます場面が映し出される。彼らが今回のデスゲームの参加者で最初の犠牲者は眠ったまんまだったせいかのこぎりの犠牲に。
検視官のところに持ち込まれた、公園に吊るされバケツマスクをかぶっていた死体も頭部を切断されていた。
まるで、犠牲になった者たちを即座にその場から回収して、まちなかにばら撒いているような描写が続く。
無論そんなはずはない。ゲーム自体はすでに終わっているはず。そして終わったあとに死体を街のあちこちにばらまいているだろうことは2を見た事ある人ならなんとなく見当がつくはず。
当然、今回の事件では事件を起こしている「後継者」探しが始まる。候補は、検視医、検視医の女助手、老刑事、検視医の娘のベビーシッターなどなど。
で、ゲームが進行していくと、そこには死んだはずのジグソウまでも登場して混迷を極めていく……

過剰にグロがあるわけでもないから、割とオーソドックスでええんちゃう?とは思うんですが、内容的に言ったらもうこれで完結してるんちゃう?みたいな。こいつがこれ以上続ける理由ないやん。って
まあ、新章と言いつつ続編は全く作られていないみたいなのでそこは安心していいです