Le Fantasque

書きかけメモ帳

映画「シャークネード」

割とまともそうなレビューアーが紹介してたので見ました

きっかけはこちらです
note.mu


竜巻に巻き込まれたサメが空から降ってくる話。
もうそうとしか説明のしようがない感じ

思ってたよりちゃんと映画だったのがびっくりでしたね。
クオリティ的には「メガシャークVSメカ・シャーク」より上な感じ。

映画「2001年宇宙の旅」

もうすぐ2020年になるのに


簡単に言うとキチガイ映画ばっかり取ってるスタンリー・キューブリックとかいうキチガイじみた人が撮ったSF映画
ご存知ですよね?スタンリー・キューブリック
シャイニング


時計じかけのオレンジ


博士の異常な愛情

こんな妙ちきりんな映画ばっかり撮ってるのに、なぜいきなりSF映画なんぞ撮り出したのか不思議でしょうがない。
キチガイ映画ばっかり取りすぎたせいで自分も狂気に感染してついまともな映画を撮ってしまったのか。

簡単に言うと月でモノリスが見つかったので、その信号の先を追って木星まで有人探査船行くけど、結局AIのHALの反乱にあっておしゃかになって、最後変なビジョンが流れて終わり。

2001年宇宙の旅(吹替版)

2001年宇宙の旅(吹替版)

もしかしたら、役者ではなく客をキチガイにする方向に進化したのかもしれないですなぁ…

映画「イット・フォローズ」

エイズの暗喩

インシディアス」とか見たあとに見ると登場人物の頭の悪さにイライラする。いやホント。
インシディアス」は一応呪いの家系のホラーっぽいんだけど、一応旦那が奥さんの警告聞いてちゃんと引っ越すもんな……。結局無駄になるわけだけど。
が、それはいいとして、ホラー映画はある一定年代以上前になると「なんでこんな間抜けな行動取るの?」って言いたくなるようなアホな行動取ってる物が多い。最近はあんま見なくなったけど。

とにかく登場人物の間抜けさにイライラする。幽霊狩人カーナッキ並みに間抜けでビビリ。
結局前の彼氏が一番頭良かったんじゃないかな。わざわざ他の街から偽名使ってまで廃屋に住んで偽の住所でっち上げて足がつかないようにしてたんだから。
そこまでやってた割に移した先がおマヌケ女でホント可哀想。これ絶対主人公死ぬでしょ遠からず。

ま、最近登場人物の行動が視聴者側からするとまともに見えるホラー映画ばっかりだと、話がスムーズすぎて恐怖以外の感情動かないからまあたまにはこういうクソホラー見るのもいいかもしれないね

映画「インシディアス」

ダース・モールみたいな悪魔が出てくるホラー映画

よくある典型的なホラーにも思えますが、デッド・サイレンスよりはマシかなぁ……

終わり方はまあまぁよかったかと思います。


やや意外だったのは、旦那が奥さんの訴えを聞いて前半の段階で引っ越したところですかね。
呪いの家系のホラーでは、家族がいくら体の不調や怪奇現象、不可解な事故の起こる原因が家にあると訴えたところで家主が首を縦に振らずに、結局取り返しの付かないところまで怪奇現象がエスカレートするっていうパターンが多いからね。やや意外でしたね。
昔のホラーだとそういうのが多かったような…いや、ラヴクラフトの小説だとそういうの多いけど、映画だとどうなんだろう。
「アホか。はよ引っ越せ」って見るたびに思ってた記憶ってのはあんまりないからもしかしたら、映画だと「ある程度たった段階で引っ越す」ってパターンが普通なのかもしれんね。
昔は「怪奇現象が収まった段階で引っ越す(根本的な解決はしていない)」ってパターンだった気もするけど。よく考えるとこのタイプのやつはあんま見てない気がする。それこそジェームズ・ワン作品ぐらいしか。
死霊館でも途中引っ越ししたんじゃなかったっけ?でも結局家の呪いが着いてきてしまったみたいなパターンだったような。

映画「インターステラー」

びっくりするほどSF感

よくここまでSF感満載のSFで(SF小説らしいSFというべきか)こんな面白いもの作れたな…と感じる
ディックやイーガンみたいな世紀末的未来やら技術的な未来像を並べ立てただけのSF小説というよりも、クリフォード・D・シマックやロバート・シェクリィ的なものを感じさせる懐かしい感じのSF。

無限がいっぱい (異色作家短篇集)

無限がいっぱい (異色作家短篇集)

戦争ではなく、食糧危機により人類は緩やかに滅亡への道を歩もうとしていた。そんなとき元空軍パイロットのクーパーは娘の部屋に現れた重力波の偏りから、過去に解体されたはずのNASAの場所を見つけ、そこから人類を他の移住可能な惑星へ移民させる計画があることを知る。
そして、その移住可能な惑星を見つけるための「ラザロ計画」へ参加することになる。
父親との別れを惜しむ娘を振り切って、戻る見込みのなさそうな宇宙航海へ出るクーパーとクルー科学者たち。土星ワームホールを通って他の星系へ(ちなみに土星に行くまでは冷凍睡眠?かなんかで眠った状態)。
そこから3つの候補地(先行した科学者たちがそれぞれ降り立って、のぞみのあるところからは信号が発信されている)のうちの一つへ。
だがそこはソラリスよろしく海だらけの惑星で、先に来たはずのミラー博士の宇宙船は残骸が残るのみだった。惑星がブラックホールの近くだったせいか、相対性理論重力場の影響で23年ほどを無駄にしてしまったクーパー。
その後、マン博士かエドマンズ博士のどちらの星に行くかでもめて、マン博士の星へ行くがそこも人間の住める星ではなかった。一人で死ぬことに耐えられなかったマン博士の嘘の情報にのせられ、輸送機を奪われた一行。一人での地球帰還をもくろんでいたマン博士により大気圏外に待機させていた宇宙船も大破する。
地球に帰ることはできなくなったのでガルガンティアブラックホール)の重力を利用して、エドマンズ博士の星へ行く計画が立てられるが…


この冒頭の、食糧危機によって特に食料の奪い合いの戦争みたいなことにならずに、なんか平和ですね。そんな平和に真面目に食料自給率あげようなんて各国考えたりしないと思うんですけどね・・・・・・
主人公も、農場経営者ってあたりが牧歌的でなんかついついクリフォード・D・シマックの小説を思い出してしまう。いや落ちてきにもね。

映画「我らが背きしもの」

いやー、面白いんだけどさ……



いやーしかしどっかで見たような……
というか香港ノワールかなにか?みたいな印象。

とある元ロシアマフィアのボスが、かつての部下?から資金提供を迫られていて、おまけにそれが済んだら家族共々殺されることがほぼ確定している。イギリスのMI6の力借りてイギリスへ亡命したいが、自身がその部下に監視されていて、そんな事はできそうにもない。そんなとき、旅行先で出会ったイギリス人にメッセージを託してMI6との取引をしようとする話ですね。
MI6の現場側は、イギリス側のマフィアの協力者で大物政治家でかつての上司も失脚させられるからと勢い込んでいるが、上司はロシアとの関係やらを考慮して十分な証拠がないと動けないと判断する。そのため現場は独断専行して、情報の受け渡しと家族をイギリスへ亡命させるために動く。が、結局元ボスはヘリに乗ったところで墜落させられて死亡。
家族は無事だったが、貴重な情報源を無くし、MI6は敗北。
…と思われたが、彼が友人に預けた銃の中から賄賂の送り先の口座番号が見つかる。

MI6職員は結局独断専行していたのとか、情報得るのに一時的に失敗していた件については何もお咎めなしだったのだろうか…
マフィア連中は元ボス殺すだけで何故かその後その家族に関しては特に何もしないのは何でなんだろうか……

結局のところヤクザと警察の化かし合いみたいなスケールの小さな話(スパイ戦に比べると)。ジョンルカレの割に。
イギリスよりフランスが作りそうな映画。
原作に比べると、話はかなり分かりやすいので、そこだけが評価できる点ではあるけど。
なんて言うか、ルカレにしては普通……というか、スパイ小説ではない気がする。
裏切りのサーカスよりナイトマネージャーの方より

映画「パシフィック・リム」

なんか良くバラエティで使われてる音楽がメインテーマ

プライムvideoに着てたんで今更見ました
見所だらけで凄い映画だったな……よくこんなのに予算出たな……というほど日本向けぽい感じだった。

こうしてみると、ピータートライアスが「メカサムライエンパイア」で急にロボに焦点当てて二人乗りロボとか書き出したのはこれが原因なのかなって思ったり。